海外FX口座が凍結された場合の対処法と注意点|海外FXボーナスガイド

海外FX口座を利用している人の口コミなどを調べていると口座が凍結されたという書き込みを見かけることがあるのではないでしょうか。

普段私たちが使っている日本の銀行口座が凍結されたりというようなことはなかなか目にする機会がありません。

それに比べてFX業者の口座は凍結されることが頻繁にあるのも事実です。

普段利用している口座が突然凍結されてしまったりしたら大変ですね。

ましてその口座の中に多額の資金を入れていた場合は夜も眠れないような気持ちになってしまうかもしれません。

ここでは海外FX口座が凍結されてしまう理由や対策について解説していきます。

モルダー

口座凍結はしっかりと対策をすることによって防ぐことが可能です。

初心者さん

しっかりと対策をして絶対に避けたいわね

目次

海外FX口座が凍結される原因

海外FX口座が凍結されてしまう原因は大きく分けて3つあります。

  • 利用している海外FX業者の規約違反を行ってしまった
  • 休眠口座になった
  • 海外FX業者自体が倒産などで機能しなくなった

以上の3つが主な原因と考えられます。

利用している海外FX業者の規約違反をした

凍結されてしまう一番の原因となるのが規約違反です。

FX業者の規約違反行為は初心者の方にとっては特に意外なものも多く規約違反だと認識せずに行ってしまい口座凍結されてしまうというケースも少なくありません。

業者によって定められている規約は様々です。

故意であろうとなかろうと規約違反で凍結されてしまうと凍結解除をしてもらうのは不可能に近くなります。

初心者さん

これだけは絶対に避けたい凍結理由ね

対策

まず第一に使っているFX業者の規約をチェックしましょう。

口座凍結となるような規約違反は必ず分かりやすく明記されています。

自分の使いたいトレードスタイルが規約違反であるケースもあります。

口座を開設する前にその業者の規約をよく読み分からなければ問い合わせをするなどして規約違反が何なのであるかを理解して口座を開設しましょう。

休眠口座になった

海外FX業者の口座は多くの場合長い間口座を使わないでいると休眠口座になります。

休眠口座になるとそのままログインしただけでは使えなくなることがほとんどです。

休眠口座を再度利用するには決められた手続きを行う必要があります。

初心者さん

休眠口座になったばっかりにわざわざ一手間かけなければならないのはとても面倒ね

例えば身分証明書や本人確認書類の再アップロード及び認証、アカウント自体の再登録などです。

多くの場合は休眠口座になる前に登録したメールアドレスなどに連絡が行くでしょう。

また海外FX業者によっては休眠口座になってしまうと口座維持手数料というのがかかるケースがあります。

口座維持手数料は口座に入っている資金の中から引かれて行ってしまうため気づかないでいるといつの間にか資金がゼロになっていたなどということも起こりえます。

モルダー

日本の銀行口座などでは口座維持手数料というのはあまり馴染みがないためにうっかり気づかずに引かれてしまうことがあります。

さらにその資金がゼロになると休眠口座は凍結されてしまい完全に解約となってしまうケースもあります。

対策

休眠口座にしないためには海外FX業者によって様々ですがまずは放置しないことです。

取引をしたり入金出金、資金移動などをしていれば基本的には休眠口座になりません。

海外FX業者によっては資金が1円でも入っていれば休眠にならない業者もあります。

お使いの海外FX業者の休眠口座になる条件をしっかりと調べておきましょう。

海外FX業者自体が機能しなくなった

海外FX業者自体にログインできなくなったり他の機能も使えない場合など海外FX業者自体が倒産などでもうしなくなっているケースがあります。

一部の悪質なノミ業者やそもそも存在していない詐欺業者など資金を持ち逃げされてしまうケースもあります。

モルダー

ノミ業者は違法賭博業者と同じようにトレーダーが負けることを前提として実際には取引をせずにお金を打つところに入れてしまう業者です。

このような場合は凍結によりパニックになっているトレーダーの心理を悪用しさらにお金を騙し取ろうとしたりすることも十分に考えられます。

初心者さん

凍結を解除するにはいくら必要です、と誘導したり必ず稼げるビジネスがあると誘導したり、詐欺師はいつも巧妙です。

このような可能性を感じた場合はまずは一度冷静になり他に同じような被害を受けている人がいないか探すなどから始めましょう。

対策

まずは怪しい業者無名な業者に登録をしないというのが一番の対策です。

口コミなどを検索し明らかに評判の悪いところは口座を開設するのは避けましょう。

中には巧妙な手口を使ってTwitterなどのSNSを使って誘導するケースもあります。

例えば初心者が簡単に信じてしまうような曖昧な先出しトレードを公表しあたかもその通りにトレードすれば儲かるかのように振る舞い、トレードを教える条件として悪質業者に登録をさせるなどの手口があります。

初心者のうちは、特に有名な業者のみを選ぶようにしましょう。

海外FX口座が凍結されるとどうなる

海外FX口座の凍結は様々なリスクを背負います。

場合によっては再起不能な損失を被ることになります。

モルダー

口座凍結は当然のことながらデメリットしかありません。

資金を失う

口座凍結のリスクで一番恐ろしいのはこれです。

どれだけ高額な資金を口座に入れていたとしても凍結されてしまうと2度と引き出せなくなるケースがあります。

何年もかけて努力し築き上げた手法でコツコツと積み上げた資金であったとしてもたった1回のミスで全てを失う可能性があります。

凍結されないように規約違反などに気をつけるのはもちろんのこと、利確した資金は溜め込まずにマメに出金することも凍結対策のひとつです。

ただしほとんどの業者は凍結されたとしても利益の部分以外の入金額に関しては保証される場合があります。

凍結されてしまったからと言って入金額の部分まで諦めないようにしましょう。

口座を作れなくなる

凍結の原因が悪質だと判断された場合、FX業者によっては二度と口座を作れなくなります

口座開設の際には身分証明書や住居の証明書など個人特定の資料を提出していると思います。

そのためSNSのアカウントのように凍結されたらまた作り直せばいいやというわけにはいきません。

複数の業者で凍結されてしまうと場合によっては一度も開設したことのない業者ですら悪質と判断され解説を拒否されてしまうかもしれません。

トレードができなくなる

凍結されてしまうとそもそもトレードもできなくなります。

ポジションを保有したまま凍結されてしまったりすると資金がゼロになるまで何も手が打てないなどということですら起こりえます。

逆に利確できずに含み益がどんどん増えて行ってもそれらを出金することは難しいでしょう。

ボーナスを失う

凍結されてそれが解除されたとしてもボーナスに関しては0になってしまう場合は少なくありません。

海外FX業者が売りにしている高額なボーナスクレジットは無効になる条件は割と細かく設定されていることが多いです。

そのため一度でも休眠や凍結になった場合はボーナスは無効となりますと定めているところも多いです。

口座凍結の原因となる規約違反の主な例

口座凍結の一番の原因となる規約違反になるのがほとんどの場合以下のようなケースです。

自身のトレードスタイルと照らし合わせ対策をしておきましょう。

スキャルピングの禁止

スキャルピングは数秒から数分で取引を行うFX取引のトレードスタイルとしては超短期の手法です。

割とメジャーな手法であり多くの人が取り入れてることからうっかり規約違反となってしまう場合が非常に多い手法です。

また初心者の方はギャンブルのようなハイロットでのスキャルピングをやりがちです。

うっかりと気づかずにやってしまいf xを始めてすぐに口座凍結などにならないように注意しましょう。

また、単純にスキャルピング全般を禁止している業者は少なく、例えば10LOT以上での1分以下のスキャルピングを禁止しているなど明確な決まりを設けていることが多いです。

またスキャルピング口座というのを別で用意している業者もあります。

スキャルピング手法を使う人は各業者ごとのルールをよく確認しましょう。

スキャルピングをするつもりがなくてもf xのパソコンやスマートフォンでの取引の使用上間違えてスキャルピングのようなエントリーと決済をしてしまうことがあります。
そのような場合でも規約違反行為だった場合は凍結のリスクを負いますので十分注意しましょう。

両建ての禁止

両建てとはいえ同一口座間での両建ては禁止されていることは少ないです。

問題となるのは別の口座で両建てすることです。

なぜ両建てが禁止されているかと言うと、例えば相場が大きく動く経済指標のタイミングなどを狙って片方の口座は売りを片方の口座は買いを入れます。

そうすると反対方向にいれた方の口座はゼロカットで止まります。

しかしもう片方の口座はどんどんと利益を伸ばしていくことになります。

このようにロスカットのシステムを悪用して取引ができてしまうためです。

この両建ての禁止は、同一業者内の口座だけでなく他のFX業者の口座を使っての場合も禁止されています。
ばれることはないのではないかと思いがちですがそのような情報はFX業者間で共有されますので口座凍結につながります。

経済指標発表時に限定した取引の禁止

経済指標発表時は相場が大きく動きます。

そのためその急騰急落を利用したトレードをするトレーダーも存在します。

ではなぜそれが禁止されているかというと、海外FX業者では口座残高以上の損失に関して追証が発生せず、その損失に関しては業者が補填します。

つまりこのような相場が大きく動くギャンブルのようなトレードは業者の負担を大きくする要因となります。

経済指標発表時でのトレードを禁止しているわけではなく、明らかにそのようなトレードを狙った取引をしている場合のみ禁止としているところが多いです。

同じように前述した両建て取引の際にも使われることが多く禁止となっている理由の一つとなります。

自動売買ツールの禁止

自動売買ツールを使った取引はFX業者のサーバーに大きな負担をかけます。

そのためそのような負担を消すために自動売買ツール自体を禁止している業者がいます。

業者の全ての口座で禁止しているわけではなく自動売買ツールの使用を許可している口座とそうでない口座で分けているケースもあります。

ボーナスの不正取得

ボーナスの不正取得はつまりアカウントの不正発行でもあります。

つまり家族や友人の名前を借りて不正にアカウントを発行し不正に口座を開設し本来ならば1回しかもらえるチャンスのないボーナスを何回も手に入れるという行為です。

こちらに関しては偽造や詐欺になりますので犯罪行為ともなります。

口座凍結だけでなく逮捕される可能性もあります。
決して行わないようにしましょう。

口座凍結ルールの例(XMの場合)

裁量取引・EAのどちらも禁止取引は口座凍結の対象

XMTrading(エックスエム)では、裁量取引・EA(自動売買)の区別なく、どちらの場合も口座凍結の対象となる違反・禁止取引の判定が行われます。そのため、複数のEAを稼働させて資金を運用する場合は特に注意が必要です。同じ取り扱い銘柄を対象にEAを稼働させた場合、意図せず複数口座で両建て取引となるポジションを立ててしまう可能性がございます。XMだけでなく、他業者の口座でもEAを稼働させている場合は、EAによるトレード対象が重複し、意図せず禁止取引を行ってしまい、口座凍結にならないようにご注意ください。

口座維持手数料は残高がある場合のみ引かれる

XMTrading(エックスエム)では、休眠口座を対象に1か月当たり$5ドル(相当額)の口座維持手数料を負担して頂く必要がございます。口座維持手数料は、休眠口座の口座残高より自動的に引き落とされます。但し、口座維持手数料が支払われるのは、休眠口座に口座残高がある場合のみです。休眠口座に口座残高が無い場合、口座維持手数料のお支払いは不要となりますが、口座凍結までの非アクティブ期間(90日間)のカウントが始まります。口座残高が$5ドル(相当額)未満の場合は、口座維持手数料として残高全額が取引口座から引き落とされます。

休眠口座・口座凍結共にボーナスは消滅する

XMTrading(エックスエム)で休眠口座、もしくは口座凍結となった場合、取引口座に付与されたボーナスやXMP(XMポイント)は全て消滅します。口座残高に関わらず、取引口座を90日間以上放置しますと、全てのボーナスは消滅し、一度消滅したボーナスを復活させることはできません。また、口座凍結を解消するために再登録手続き(新規口座開設)を行った場合、「XMで初めて新規開設した口座」には該当しないため、再び口座開設ボーナスを受け取ることはできません。ボーナスの消滅を防ぐためにも、口座開設ボーナスや入金ボーナスが付与されましたら、口座凍結や休眠口座になる前にボーナスを活用してお取引頂くことをおすすめします。

再登録後はボーナスの受け取り状況が引き継がれる

XMTrading(エックスエム)で口座凍結となり、再登録手続き(新規口座開設)を行う場合、ボーナスのお受け取り状況は、再登録をした口座に引き継がれます。したがって、再登録前の凍結口座で新規口座開設ボーナスや入金ボーナスをお受け取り頂いている場合は、再登録後に再びボーナスを受け取ることはできません。但し、再登録前の凍結口座にて、入金ボーナスをお受け取り上限金額$10,500ドルまで使い切っていない場合は、入金ボーナスの受け取り可能残高が再登録後も引き継がれます。そのため、再登録した口座にて残りの入金ボーナスをお受け取り頂くことが可能です。休眠口座の場合も同様、入金ボーナスの受け取り可能残高は、ステータス解消(復活)後に引き継がれます。

口座凍結を防ぐために入出金のみ繰り返す行為には要注意

XMTrading(エックスエム)では、取引履歴や入出金履歴が確認される限り、取引口座のステータスが口座凍結や休眠口座になることはありません。但し、取引をせずに、口座凍結・休眠口座になることを防ぐためだけに、入出金のみを繰り返すといった行為はお控えください。XMでは、お客様にお取引頂くことを前提に、入出金にかかる手数料を一部負担させて頂いております。そのため、取引なしで入出金のみ繰り返された場合、手数料がお客様負担となる場合もございますのでご注意ください。

口座凍結後に取引報告書をダウンロードしたい場合

年度途中で口座凍結してしまった場合も、利益が一定金額を超える場合は確定申告をする必要があり、その際に取引報告書(取引履歴)が必要となります。しかし、XMTrading(エックスエム)で口座凍結されている場合、MT4/MT5と会員ページのどちらからもログインできないため、通常の手順では取引報告書をダウンロードすることができません。そのため、XMにて口座凍結された後に取引報告書(取引履歴)をダウンロードする際は、XMの日本語サポートデスクまでご連絡ください。XMの日本語サポートデスクまで、「口座番号」と「必要期間」をご連絡頂けましたら、必要な取引口座の取引報告書をメールにて送付させて頂きます。尚、口座ステータスが休眠口座の場合は、口座凍結とは異なり、会員ページやMT4/MT5へログイン頂けますので、通常通り取引報告書(取引履歴)のダウンロードが可能です。

稼ぎすぎて凍結させられた?

海外FX業者でトレードで稼ぎすぎて凍結させられ出金できないという報告を見かけることがあります。

悪質な詐欺業者でない限りこのような稼ぎすぎているという理由で口座が凍結することはありません。

ほとんどの場合先述したような規約違反があります。

規約違反を利用して多くの利益を得てしまったがために口座凍結や出金拒否をされた人が上記のような報告をしているケースです。

もし稼ぎすぎたことでを凍結してしまっていてはその海外FX業者の評判はみるみるうちに下がってしまいます。

稼ぎすぎている人を凍結するよりもよほど大きなリスクを背負うこととなります。

規約違反でないのであれば安心して利益を伸ばしましょう。

初心者さん

色々なところで見かける情報だけど信憑性はかなり薄いのね

モルダー

ネット上の情報の見極めはFX取引を勉強するにおいても重要な項目の一つです

凍結された場合の対処法

FX口座が凍結されてしまった場合はまずサポートセンターに連絡をしてみましょう。

何も心当たりがない場合は何かの間違いであったりするケースもあります。

きちんと状況を説明し感情的にならずに連絡をすることが重要です。

何か違反をしてしまった可能性がある場合はそのことを伝えて,、規約違反が明らかでない場合は果たしてその行為が規約違反ないし口座凍結に値するほどのことなのかどうかを事実を提示した上で相談をしてみましょう。

休眠口座からの凍結の場合は凍結解除は比較的簡単に行うことができるケースがほとんどです。

このような場合は海外FX業者の規約やQ&Aに書いてあることが多いです。

問い合わせれば良いのかあるいは凍結解除のされた解除方法があればそれを実行してください。

問い合わせなどを全て行った上で凍結が解除されない場合は諦めて1から口座を作るか別の業者に乗り換えるなどするしかありません。

凍結された口座に入っている資金に関して、入金した額すらも返金を拒否されているあるいは無視されている場合は悪質な詐欺業者である可能性が高いです。
警察に相談するなどして対処するようにしましょう。

まとめ

海外FX口座が凍結されるのには、ほとんどの場合明確な理由があります。

トレーダーに不利な理由や難癖で凍結をさせられたりすることはまずありません。

利用規約をよく理解し遵守し心がけていれば凍結されるということはまずないでしょう。

万が一凍結させられてしまった場合にはまず慌てず状況をよく確認し冷静な判断で対応しましょう。

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