海外FXで口座破産しないためには?正しい損切りポイントなどを解説|海外FXボーナスガイド

FX取引において、トレードを重ねていく以上必ず負けることがあります。

プロのトレーダーでも常に勝ち続けているわけではありません。

FX取引で利益を重ねていくには、利益を伸ばしていくことも大切ですが損失をいかに抑えるかという点に重点を置くこともとても重要です。

なかなか勝てずに利益が伸びなかったり、エントリーポイントが見つからずエントリーできずにいることでFXができなくなってしまうことはありませんが、口座破産をしてしまったらFX取引自体ができなくなってしまいます。

損失を抑えることは利益を伸ばすことにもつながります。

初心者の皆さんが口座破産をしてしまわないためにも、正しい損切りを早い段階で学んでいくことが大切です。

FX取引において初心者のトレーダーが最初に意識すべきところはいかに利益を伸ばすかではなくいかに資産を減らさないかを重要視すべきなのです。

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目次

口座破産をしてしまう理由

FX取引の初心者のトレーダーの方の中にはもうすでに口座の破産を経験してしまった方もいるかもしれません。

FX取引は口座が破産することを退場と言ったりします。
つまりFXの世界から追い出されているということです。

FX取引で1年以上続けられる人は1割から2割とも言われています。

これだけ多くの人が資金を失い退場していくのです。

その理由にはきちんと資金を失わない対策を行っていないということが大きな理由として存在しているのは間違いありません。

それでは口座が破産してしまうのにはどういった理由があるのでしょうか。

その点について掘り下げて行ってみましょう。

そもそもギャンブルと勘違いをしている

一番多い理由はこの理由だと思います。

FXの取引自体をギャンブルと同じように考えてしまっていて上がるか下がるかだけをボタン一つで決めるものだと思っているパターンです。

FXに限らず相場は常に波を描いていますから下がったりの繰り返しです。
その上がったり下がったりの中にもさらに小さな上がったり下がったりが存在します。
そのような点を全く理解できていないため自分がエントリーした方向と逆に行ってしまうだけで失敗したと思い込んでしまうのです。

初心者トレーダーの中にはそんなことはないぞ、きちんと分析をして取引をしていると思っている方もいるでしょう。

しかしそういった方の中にも実際はギャンブルの取引をしてしまっている方が多く存在します。

まず、FXの取引をして一度や二度負けただけで動揺してしまったり不安になってしまう人はギャンブルと同じ取引をしていると言って間違いありません。

つまりFXの取引自体を全て勝たなければならないもの、あるいは90%以上勝てるようになるものだと思い込んでしまっています。

FXのテクニカル分析は相場にある程度の法則を見出し相場の大衆心理を味方につけて利益を増やす作戦ではありますが、必ずしも分析通りにはいきません。

こうなったからこう絶対になるということは存在しないのです。

そのことを深く理解ができていないと自分の分析が間違っているのではないかなどと不安になり動揺してしまうのです。

相場には負けることも織り込んで取引をしていくことが重要なのです。

負けるたびに動揺していてはギャンブルをやっているのと変わりません。

検証をしていない

FX取引において検証は絶対に必要です。

検証をせずに勝てるようになることは100%ありません。

リアルマネーで取引をする前に必ず検証で勝てるようにならなければならないのです。

当然、検証をする前にの資金を投じてFX取引をした場合は必ず負けます。

そのまま退場となってしまうようにできています。

0.01ロットのような低い設定でやれば良いのではないかと思うでしょうが、では検証をせずにそのような設定でエントリーをしたとして10連勝したらどう思いますか。
ロットをあげずにいられるでしょうか。
それはかなり難しいのではないでしょうか。

相場はランダムである部分がありますから何の根拠もないエントリーを繰り返しても連勝をすることはよくあります。

ただしそこには再現性はなく、あるいは間違った理解を生んでしまう可能性があるため自分はすでにFXをマスターしたと思い込んでしまいロットを上げ、破産に追い込まれるというのはとてもよくあるパターンなのです。

必ずデモトレードや検証ソフトで何回も勝てるようになってから本番を迎えるべきなのです。

ハイレバレッジの取引をしている

これに関しては資金管理の問題にもなってきますが、1回の負け取引、損切りで自己資金の多くを失ってしまうようなロットでのエントリーは当然のことながら破産につながります。

FX取引における負け、損切りは必ず起こることなので、それをきちんと意識したロット設定が必須となります。

損切りの位置を決めていない

初心者のトレーダーの皆さんはエントリーをする際に同時に損切りの位置を決めていない方も多いと思います。

テクニカル分析の知識が浅くなんとなくこのような形だから上がりそうだ下がりそうだという理由でエントリーしているため、たとえ相場が逆の方向に動いて行っていてもちょっとエントリーが早かっただけだと思い込み損切りをすることができなくなります。

人間の心理として損失は認めることができず、利益はどこまでも伸ばしたくなるというものがあります。
FXにおける負け組と呼ばれるトレーダーたちはこの心理のままに相場に踊らされてしまうのです。

損切り位置を決められていないということは、そもそもきちんと分析ができていないことを意味します。

これはどういうことかと言うと、エントリーを決めた以上きちんと根拠があって注文ボタンを押しているはずです。

根拠があるということは必ず根拠が崩れるポイントも把握していなければならないのです。

つまり自分がエントリーの根拠とした値動きなどが崩れた時点ですぐさま損切りをしなければ辻褄が合わないのです。

もし損切りができないのであればその時点で根拠などなかったのと同じです。

先ほどのギャンブルトレードと同じことになります。

エントリーをする際には必ずしっかりと根拠を自分で言語化をできるようになり、一応きちんと設定してエントリーする必要があります。

損切りの位置を変えてしまう

先ほどのように損切りを決めていないのは大問題ですが、損切りを決めたのにも関わらず次々と損切りの位置を変えてしまうトレーダーの方がいらっしゃると思います。

これは先ほどの項目と同じですが、決めたはずの損切りの位置を変えてしまうということはエントリーした根拠を無視していることになります。

損切りの位置を気持ちに任せて次々と変えてしまうトレーダーの心理としては—
天底を狙っていてエントリーをした、しかし反発せずにさらに伸びていった、なので自分のエントリーは少し早かっただけだからここから反発するはずだ、だから損切りの位置も変えよう、と言った何の根拠もないあくまで自身の都合だけで決めた損切りの位置になってしまうのです。

一度冷静になって考えてみてください。

損切りの位置を最初に決めたということは、そこの価格に来たら根拠が崩れるので損切りをしようという安全バーとして設定しているはずです。

それを勝手に変えてしまうのですから資金が増えるわけはありませんよね。

先ほども書いたように、人間の心理として損失は認めることができず、利益はどこまでも伸ばしたくなるというものがあります。

損失を自分の手で認めることは難しく結果的にどんどん損失を増やしてしまうのがFXを理解していない人の恐ろしいところなのです。

モルダー

いわゆる養分とよばれるトレーダーになってしまいます。

利益をどこまでも伸ばしたがる

こちらも前述の内容と同じような理由になります。

例えばエントリーした後にきちんと相場が伸びていき含み益がどんどんと増えていったとします。

エントリーの時点で利益確定ポイントをきちんと決めていないと、先ほどの人間の心理の損失は認めることができず、利益はどこまでも伸ばしたくなるという法則に従って利確ボタンを押せずにどこまでも放置してしまいます。

そうなるとどうなるかと言いますと、波を描いている相場は一旦逆方向に向かいます。

利益確定ポイントを決めていない初心者トレーダーの方はそれらを押し目ポイントが来ただけだと思い込み、ただただ眺めてしまいます。

ひどい時には追加エントリーをしてしまう人もいるかもしれません。

もちろんきちんと根拠がしっかりしていて相場が伸びる可能性を感じられているのであれば問題はないのですが、ほとんどの場合は自己都合の根拠の場合が多いです。

利益確定する根拠と利益確定するポイントはきちんと前持って決めておき、その時点になったらきちんと利確をするということは非常に重要なのです。

先ほどの損切りと同じように利益を伸ばしていても根拠が崩れたら利益確定、あるいは根拠のある節目まで来たら相場がどれだけ勢いよく伸びていようとも利益を確定するということが必要なのです。

勢いよく伸びる相場は同じ勢いで下げてくる可能性も高いです。

口座破産をしないために

ではFXトレーダーが自分の資金を守るために、口座破産をしないために具体的にどのような対策をしていけば良いのでしょうか。

これに関してもなんとなくで理解をしていると上記のような破産トレードを繰り返してしまいます。

しっかりと金を守る方法を学んでいきましょう。

資金を守る損切り・利益確定方法

先ほど説明した通り一度決めた損切りの位置は絶対に変更しないというのが鉄則です。

ではどのような位置に損切りや利益確定の位置を設定すれば良いのかを具体的な例を見ながら説明していきます。

トレンド転換で決済する

下の画像を見てみましょう。

このチャートを見て上昇トレンドを狙い一度トレンドを崩してきたところを押し目だと読み再び意識されるラインを超えてきたところで赤矢印ロングポジションエントリーをしました。

チャートは思惑通りに伸びていき一度半分ぐらいまで価格を下げますが長いひげをつけて再び上昇しました。

モルダー

この時点で右側は見えていないことをきちんと意識して読んでください。

買いの勢いは強く押し目をつけてさらに上昇していこうという動きになりました。

しかし直近高値付近で再びもみ合い下位足レベルで安値を割ってトレンド転換しました。

先ほどのひげや強い上昇の勢いを見ているのでこのまま上がるだろうと思ってしまいます。

この時点で根拠のない予測が入っています。

それがこの上がるだろうという気持ちです。

FX取引は”気持ち”で行ってはいけません。

あくまでなんとなく上昇が強そうだから上がるだろうという気持ちでただただ欲望のままに利益を伸ばそうとしています。

利益を伸ばしたいのであれば正しい前の場所は青い矢印の場所です。

どれだけ上昇が強そうでも根拠が崩れたら決済をすべきなのです。

このチャートではその後建値を超えて含み損を抱えるまで落ちます。

その後、確かに上がっていきますがそれはあくまで結果であり決して有効なトレードとは言えません。

さらに一度利益を伸ばしたものがマイナスになるとかなり心理的に動揺します

冷静な判断はどんどんできなくなります。

場合によっては追加でエントリーをしてしまうこともあるかもしれません。

このようなトレードは避けるべきです。

この場合の適切な決済は前もって決めておいた、「下位足がトレンド転換したら利益確定する」という決まり事が大事なわけです。

直近高値・直近安値割れで損切り

これは最もシンプルでよく使われる損切りの位置の決定方法かもしれません。

下の画像を見てみましょう。

直近高値を超えた赤い矢印でロングポジションエントリーを行ったとします。

この場合の損切りの位置を直近安値割れに設定する方法です。

つまり下降トレンドの終了を狙い上昇トレンドを掴みにロングポジションを取っているわけですから、その根拠が崩れ下降トレンドになった時点で損切りです。

とても分かりやすく有効な損切りの位置の決定方法と言えるでしょう。

直近高値・直近安値をきちんと自身で決定付けられていることが条件となります。

フィボナッチリトレースメントを使用した決済

決済の根拠にフィボナッチリトレースメントを使用した方法もあります。

フィボナッチリトレースメントは黄金比などに使われているフィボナッチ数列・フィボナッチ比率を応用して作られた相場のテクニカル分析に使用されるツールの1つです。

下の画像をご覧ください。

先ほどと同じ根拠で赤い矢印でロングポジションエントリーを持っているとします。

直近の下落に対してフィボナッチリトレースメントを当てます。

そうして表示されたフィボナッチの161.8地点を利益確定ポイントとして設定する方法などもあります。

相場が161.8まで伸びやすいという方法を狙ったものですが様々な条件や検証を重ねた結果で行うようにしましょう。

あるいはフィボナッチリトレースメントを使って損切りの位置を決定するのも良いでしょう。

この場合だとエントリーしたポイントから相場が61.8を超えずに38.2をでトレンド転換してしまったら損切りをするという方法です。

これはフィボナッチを当てた下落に対して調整波として61.8まで戻して再度下げる可能性があるためです。

下の画像はほどフィボナッチリトレースメントを当てた波の中にあるさらに小さい下落にフィボナッチリトレースメントを当てた画像です。

しっかりとフィボナッチ61.8で反発し下落しているのがわかると思います。

このようにフィボナッチリトレースメントも決済の目安として有効に使うことができます。

移動平均線を使用した決済

移動平均線を目安として決済ポイントを決めることもできます。

下の画像をご覧ください。

同じように赤い矢印でロングポジションをエントリーしています。

このチャートには80単純移動平均線が表示されています。

ここでの損切りあるいは利益確定ポイントとしてこの80単純移動平均線を割り込んだら決済するという決め事を作っておきます。

この場合は青い矢印で利益確定となります。

結果的にここでのトレンド転換は起きませんでしたがその次の移動平均線割れで下落して行っているのもわかると思います。

移動平均線の設定値やそれ以外のマルチタイムフレーム分析、環境認識にもよりますが、移動平均線を使った決済ポイントの設定も有効な手段の一つです。

やってはいけない損切り方法

では逆にやらない方がいい損切りの設定の方法はどういったものがあるでしょうか。

損切りはどこでもいいというわけではなくきちんとテクニカル分析にで導き出された場所でなければなりません。

それだけでなく資金管理のもと金を減らさず利益を伸ばせる損切りの設定が必要となってきます。

金額で決める損切り

一番やってはいけない損切りの決め方は資金が残りOO円になったら損切りしよう、などというテクニカル分析と全く関係のないところで損切り位置を決定する方法です。

根拠のない損切りの方法をやってしまうと前述の通り損失を受け入れられずどんどんと損切り位置を変えてしまい損失を伸ばす結果になってしまうことが多いです。

ただし資金管理をきちんとした上で、もし負けても損失がOO円に収まるようにロット調整をした上でエントリーするのであれば全く問題はありません。

この場合はテクニカル分析でと根拠のある損切り位置であることにはではなく、その損切りの位置に来た時の損失額を決めているだけだからです。

近すぎる損切りの位置

損失を恐れるあまりエントリーした位置からすぐ近くに損切りの位置を置いてしまうのもよくありません。

基本的に相場は波をうっているためそのような位置に損切りを置いてしまうとすぐに狩られてしまいます。

結果、損切り貧乏と呼ばれる状態に陥り、資金を失ってしまうことになるでしょう。

口座破産をしない取引を常に意識しよう

口座を破産させないためにどういった点に気をつければいいか分かっていただけたでしょうか。

今回学んだようなことを徹底していれば口座が破産してしまうようなことはまずないと思って良いでしょう。

決して難しいことではないはずです。

何も考えずに取引をしていると口座を破産させてしまうのは本当に簡単です。

FXはゼロサムゲームですので初心者のような知識や経験のない人たちからたくさんの資金を巻き上げようとしてきます。

まず資金を失わないこと、そしてそれをするためにどうすれば良いのかということをしっかりと意識するだけで初心者トレーダーの方のレベルは一気にアップするでしょう。

FX取引は資金をできるだけ減らさず伸ばせるところはしっかり伸ばせるように取引をするようにしましょう。

今回説明したように損切りの位置をしっかりと考えて設定していても、いざエントリーしてしまうと人間はなかなかルールが守れなくなってしまいます。

あなたの資金を守っていく上で確実に一番大切なことは、自分で決めたルールをきっちりと守ることです。

そこに例外はありません。

人間の脳は常に無意識化で自分に都合のいいように考えてしまうようにできているのだということを理解し、自分を疑うようにしましょう。

儲けようとする思考から資金を失わないようにする思考に切り替えると今まで見えてきた景色とはまた違ったものが見えてくると思います。

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