日本に拠点を置かずに活動しているFX業者を「海外FX業者」といいます。
海外FX業者の正確な数は不明ですが、日本語に対応している業者となると必然的に限られます。
日本語対応ができる海外FX業者の一つが「BigBoss」です。
今回はBigBossの基本情報やBigBossの3つの長所、口座開設する際の必要書類、開設できる口座の種類、口座開設の流れ、口座開設の注意点などについてまとめます。
- BigBossの長所は最大レバレッジが1,111倍であることやゼロカットシステムを導入していることなど
- 口座開設前に年齢条件を満たしているか確認する
- 口座開設するために必要な書類は本人確認書類と住所確認書類で、両者は別々の書類でなければならない
- 取引プラットフォームはMT4とMT5から選択可能だが、自動売買中心ならMT4の方がよい
- 1人で複数のメールアドレスを使った口座開設は禁止
この記事の手順通りに進めれば簡単です。
BigBossの基本情報
口座開設ボーナス | なし |
入金ボーナス | 100%(最大6,000ドル) |
その他のボーナス | なし |
最大レバレッジ | 1,111倍 |
取り扱いペア数 | 42 |
スプレッド(米ドル/円) | 2.0pips |
BigBossは2013年に創業したFX業者です。
スプレッドの狭さと高速約定、取扱商品の豊富さをアピールしています。
FXだけではなく仮想通貨取引にも力を入れていることや、入金された資金を口座に反映させるスピードが速いというのがBigBossの特徴です。
口座開設ボーナスの設定はありませんが、入金額の100%が付与される入金ボーナスがあります。
140,000円までは100%、140,001円~420,000円までは30%、420,001円以上は20%の入金ボーナスが付与されます。
この入金ボーナスを得るためにはMT4口座を開設しておかなければなりませんので、事前にMT4を準備しておきましょう。レバレッジは平均的なレバレッジよりも少し高い1,111倍ですので、少なめの資金でトレードすることもできます。
また、トレードすることでたまる「BigBoss Point」トレードに使用できるので便利です。
しかし、ボーナスという面でいえば他のFX業者よりも見劣りしてしまいます。
BigBossの取引方法や入金ボーナスなどについてもっと詳しく知りたい人は、BigBossの公式サイトで確認してください。
BigBossの3つの長所
BigBossには3つの長所がありますので、それらについて紹介します。
- 最大レバレッジが1,111倍
- ゼロカットシステムを導入している
- 入出金がスムーズ
最大レバレッジが1,111倍
BigBossの1つ目の長所は最大レバレッジが1,111倍であることです。
レバレッジとは少ない資金で大きな金額の取引ができる仕組みのことです。
国内FX業者は日本国内の規制により、最大レバレッジが25倍と定められています。
しかし、海外FX業者はレバレッジ規制がありませんので、各社で自由なレバレッジを定めることができます。
BigBossの場合、最大で1,111倍のレバレッジがかけられます。
1,000円の資金があれば、最大で1,111,000円の取引ができることを意味していますので、小さな金額でも大きな利益を狙えるのです。
レバレッジが高くなれば損失も大きくなりますので、適切なリスク管理が必要です。
ゼロカットシステムを導入している
2つ目の長所はゼロカットシステムを導入していることです。
ゼロカットシステムとは、ロスカットが発生時に証拠金以上の損失が発生した場合、FX会社が損失分を負担してくれる仕組みです。
国内FX業者は損失補てんを禁止されているため、ゼロカットシステムを導入していません。
ロスカットにより証拠金以上の損失が発生した場合は、損失分を「追加証拠金」(追証)としてFX業者に支払わなければなりません。
しかし、BigBoss以外の多くの海外FX業者は損失を補てんするゼロカットシステムを導入しているため、追証の心配がありません。
ただし、悪用すると適用されないことがあるので注意しましょう。
入出金がスムーズ
BigBossは国内銀行送金やBXONEに対応しています。
※BXONE(ビーエックスワン)とは円やドルといった法定通貨や仮想通貨を安全に取引するためのオンラインウォレットのことで、スムーズな送金が可能となる仕組みです。
出典:BXONE
手数料と着金スピードは以下のとおりです。
国内銀行送金やBXONEを利用すると入金手数料が無料となります。
入金の反映は国内銀行送金であれば即時、BXONEでも1営業日以内に行われます。
出金手数料は国内銀行送金で2,000円、BXONEが無料となっています。
※BXONEから銀行口座に送金する場合は一律500円の手数料がかかる
入出金のスピードを優先するなら国内銀行送金を、コストを優先するならBXONEを利用するのがよいといえます。
BigBossで口座開設するときのポイント
BigBossで口座開設するときの2つのポイントについて解説します。
- 年齢制限がある
- スピード重視ならクイック口座開設がおすすめ
年齢制限がある
BigBossで口座開設できるのは18歳以上80歳未満の人です。
18歳未満の人や半年以内に80歳になってしまう人は、残念ながら口座開設できません。
スピード重視ならクイック口座開設がおすすめ
すぐにBigBossで取引をスタートさせたいならクイック口座開設を選択します。下記からアクセスできます。
クイック口座開設とは取引口座の認証作業を後回しにする口座開設方法で、すぐにトレードを始められます。
しかし、認証作業が終わらないと出金できないため、それまでに作業を終わらせる必要があります。
また、クレジットカードやBXONEなどで入金するときは先に認証を済ませなければなりませんので注意してください。
BigBossで口座開設するときに必要な書類
BigBossで口座を開設するには本人確認書類と住所確認書類が必要です。
必要な書類と書類提出時の注意点についてまとめます。
- 本人確認書類
- 住所確認書類
- 書類提出時の注意点
本人確認書類
BigBossで本人確認書類として認められるのは公的機関から発行されたもので、顔写真・氏名・生年月日・有効期限が確認されているものに限ります。
具体例を挙げると以下のとおりです。
- パスポート
- 運転免許証
- 住民基本台帳カード
- 顔写真付きマイナンバーカード(通知カードを除く)
マイナンバーカードの場合は表裏の画像が必要です。
住所確認書類
住所確認書類として利用できるのは。氏名・現住所(都道府県名を含む)・発行日がわかるものです。
具体的には以下のとおりです。
- 住民票
- 公共料金明細書
- 金融機関からの文書
- 公的機関からの文書
- 健康保険証
- 住民基本台帳カード
- 顔写真付きマイナンバーカード
住民票や公共料金明細書、金融機関・公的機関からの文書はいずれも3か月以内であれば使用できます。
書類提出時の注意点
BigBossに書類提出時に注意すべきことが2点あります。
1点目は、提出する画像が不鮮明だったり、モザイク処理などをしていた場合は受理してもらえません。
2点目は、本人確認書類と住所確認書類は別でなければらなないことです。
本人確認書類として運転免許証を使用した場合、住所確認届としては利用できないため別の書類を住所確認書類として提出しなければなりません。
本人確認書類に住所などが書いているので改めて住所確認書類を提出しなくてもよい、というわけではありませんので注意してください。
BigBoss口座開設の流れ
BigBossで口座開設するにはどうすればよいのでしょうか。
口座開設の流れについて説明します。
- 必要事項の記入
- ユーザー情報の本登録
- 必要書類のアップデート
必要事項の記入
下記からBigBossのトップページにアクセスし、「クイック口座開設」か上にある「今すぐ口座開設」をクリックします。
どちらをクリックしても同じ画面に移動します。
記入する主な必要事項は以下のとおりです。
- 取引プラットフォーム
- 口座タイプ
- 氏名
- 生年月日
- メールアドレス
- 国籍
- 居住地
取引プラットフォームの選択
取引プラットフォームとは、FX取引を行うためのツールのことです。
BigBossではMT4とMT5を選択できます。
両者ともロシアの会社が製作した取引プラットフォームで使い勝手の良さから人気があり、世界中のトレーダーに愛用されています。
MT5は動作が早いことや時間軸が豊富であるといったメリットがあり、気配値ウィンドウが見やすいといった点で評価されています。
MT4は対応する自動売買システム(EA)が多いのが特徴です。
自動売買をしたい人はMT4、動作の速さや画面の見やすさを優先するならMT5を取引プラットフォームにするのがよいといえます。
口座タイプ
口座は以下の4タイプから選択します。
- JPY スタンダードFX口座 1111 : 1
- USD スタンダードFX口座 1111 : 1
- JPY プロスプレッドFX口座 1111 : 1
- USD プロスプレッドFX口座 1111 : 1
口座名の先頭についているのが基本口座で、日本円(JPY)とUSD(米ドル)から選択できます。
基本口座と出金口座を別の通貨にすると為替手数料が発生してしまいますので、統一することをおすすめします。
次に表記されている「スタンダード」「プロスプレッド」は口座の種別です。
スタンダード口座はBigBossの標準的な取引口座タイプで、為替(FX)だけではなく、CFDや仮想通貨も取り扱っています。
しかし、売値と買値の差額であるスプレッドは比較的広いですので、取引回数が多いスキャルピングには不向きです。
「プロスプレッド」はFXに特化した口座で、スプレッドがスタンダードより狭いのが特徴です。
はじめてBigBossで取引するならスタンダード口座、取引に慣れてスキャルピングをメインとしているならプロスプレッド口座を検討します。
どちらの口座も1111:1、すなわち、レバレッジ1,111倍ですので、その点での違いはありません。
氏名
氏名はローマ字で、ファーストネーム・ラストネームの順で入力します。
その他
生年月日・メールアドレス・国籍・居住地を画面の指示に従って入力します。
こうした情報は後から変更できませんので、入力ミスがないように気を付けてください。
ユーザー情報の本登録
必要事項を記入し送信すると、BigBossから「Live口座開設のお知らせ」というメールが届きます。
到着したメールを確認後、BigBossのマイページにログインし、必要事項で入力したメールアドレスとBigBossから届いたメールに記載されているパスワードを入力します。
すると、本登録の画面に移行しますので、画面の指示に従って入力します。
ここでの注意点は「住所」の入力が半角英数となっていることです。
住所をローマ字入力するのではなく、英語で入力しなければなりません。
住所英語変換ツールやGoogle翻訳などを利用すると簡単に英語で住所を表記できます。
必要書類のアップロード
必要書類である本人確認書類と住所確認書類をBigBossにアップロードします。
その際、画像が不鮮明だったり必要な部分が隠れていると審査に落ちてしまうため、アップロード前に画像を見直します。
書類をアップロードするとBigBossによる審査が始まり、即日または翌営業日に審査結果が伝えられます。
BigBossで口座開設するときの注意点
BigBossで口座開設する際、何に注意したらよいのでしょうか。
注意点を3つ取り上げます。
- 複数のメールアドレスを使った口座開設は禁止
- 口座開設方法はクイック口座開設と通常口座開設の2種類
- ボーナスは不定期
複数のメールアドレスを使った口座開設は禁止
1つ目の注意点は複数のメールアドレスを使った口座開設は禁止されていることです。
禁止されている理由は、1人1回のボーナスを複数回不正に取得することを防ぐためです。
複数メールアドレスを使ってボーナスを不正に受給した場合は取り締まりや口座凍結の対象となります。
しかし、同じメールアドレスで追加口座を開設することは可能で、その場合、保有できる口座数に制限はありません。
口座開設方法はクイック口座開設と通常口座開設の2種類
2つ目の注意点は口座開設方法が2種類あることです。
できるだけ早くトレードを開始したいのであれば「クイック口座開設」がおすすめです。
クイック口座開設であれば、本登録前でも取引可能です。
しかし、この状態のままであれば取引できても出金できません。
出金するには本登録が必要ですので、クイック口座開設と同時に本登録を進めるのが無難です。
もう一つの「通常口座開設」は本登録までひとまとめで申請する方法です。
口座開設・BigBossによる審査が一体で進むまで、手続きが終了するとトレードだけではなく出金も可能となります。
しかし、通常口座開設を選ぶと本人確認や審査が終わるまでトレードもできません。
ボーナスは不定期
3つ目の注意点はボーナスが不定期であることです。
海外FX業者といえば、口座開設ボーナスや入金ボーナスキャンペーンが合格であることが知られています。
BigBossでもこれらのキャンペーンを実施していたことはありますが、2023年1月現在で実施している口座開設・入金キャンペーンはありません。
BigBossの口座開設でよくある質問
ここではBigBossの口座開設でよくある質問についてまとめます。
- BigBossのレバレッジは取引口座の残高で変化するというのはどういうことですか?
- 取引手数料はかかりますか?
- BigBossポイントとは何ですか?
- デモ口座は開設できますか?
BigBossのレバレッジは取引口座の残高で変化するというのはどういうことですか?
レバレッジは自己資金以上の取引ができる仕組みです。
レバレッジが大きくなればなるほど、少ない証拠金で大きな取引が可能となります。
BigBossでは口座残高に応じて最大レバレッジが決められています。
0円~2,999,999円 | 1111倍 |
3,000,000円~4,999,999円 | 555倍 |
5,000,000円~9,999,999円 | 200倍 |
10,000,000円以上 | 100倍 |
取引手数料はかかりますか?
BigBossは取引手数料無料の海外FX業者です。
しかし、売値と買値の差額であるスプレッドがかかりますので、実質的な取引手数料となっています。
また、入出金や取引が120日間なかった口座は「休眠ユーザー」と判断され、毎月5ドルの口座維持手数料がかかります。
BigBossポイントとは何ですか?
BigBossポイントとは、BigBossでトレードするたびにたまるポイントのことです。
申し込み不要ですので、取引をすればするほど自動的にたまります。
たまったポイントは好きなタイミングでクレジットボーナスに変更できます。
ポイントの付与タイミングはトレードの翌日で、有効証拠金としても利用できます。
さらに、100BigBossポイントで外れなしのガチャを1回まわせます。
最大5,000ドルのクレジットが当たるので、それを狙ってもよいでしょう。
デモ口座は開設できますか?
デモ口座の開設は可能です。
MT4やMT5のデモ口座を無料で使用できるため、ツールに慣れてからBigBossの口座を開設することもできます。
BigBossでは最大1,111倍ものレバレッジをかけられるため、練習なしにトレードを始めるのはリスクがあります。
デモ口座でしっかりとツールの操作方法を学んでから口座を開設したほうが無難です。
この記事のまとめ
今回は海外FX業者のBigBossでの口座開設方法を中心に取り上げました。
- BigBossの長所は最大レバレッジが1,111倍であることやゼロカットシステムを導入していることなど
- 口座開設前に年齢条件を満たしているか確認する
- 口座開設するために必要な書類は本人確認書類と住所確認書類で、両者は別々の書類でなければならない
- 取引プラットフォームはMT4とMT5から選択可能だが、自動売買中心ならMT4の方がよい
- 1人で複数のメールアドレスを使った口座開設は禁止
BigBossは最大レバレッジが1,111倍であり、少額資金でも大きなトレードが可能です。
BigBossで口座を開くには本人確認書類と住所確認書類の2つが必要です。
また、BigBossではデモ口座を開くことができますので、MT4やMT5の扱いに慣れていない人はデモ口座で慣れてから口座開設するのが無難です。
ゼロカットシステムを利用できるため追証の心配はありませんが、リスクを意識したトレードを心がけ、レバレッジをコントロールしつつ、着実に利益を上げることをおすすめします。
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