STICPAYとは
STICPAYはSTIC FINACIAL LTD.が運営している世界中で利用されているオンラインウォレットです。
2017年設立と、まだ若い決済サービスながら日本国内ではbitwalletに次いで人気のあるオンラインウォレットと言えるでしょう。
クレジットカードと銀行送金での入金に対応しており、対応している通貨もJPYやUSDなどの法定通貨の他にBTCなどの仮想通貨も取り扱うことができます。
スティックペイカードという独自のプリペイドカードを発行することができ、ATMから直接現金を引き出すことや普段の買い物での決済に使用することもできます。
スティックペイカードでの出金手数料は他の出金方法よりも手数料が安いためおすすめです。
ただし国内銀行送金での出金手数料に関して、出金額に対してのパーセンテージで設定されています。
そのため、一定の額を超える場合は他の出金方法の方がお得になる可能性もあります。
STICPAYは金融業界で最高のライセンスとして知られる「イギリスFCAライセンス」を取得していることからもセキュリティ面に関しても大変信頼をおけるオンラインウォレットです。
ミャンマー、ソマリア、ギニア、イラク、コートジボワール、シリア、リベリア、コンゴ、キューバ、ジンバブエ、北朝鮮、エリトリア、イランではSTICPAYのサービス提供がありません。
これらの国に住まわれてる方は注意しないと
STICPAYでの入金可能方法と手数料
STICPAYの入金可能方法は以下の通りです。
入金方法によって手数料が異なり、また入金額によって手数料が増えていくので注意が必要です。
- クレジットカード(手数料3.85%)
- 仮想通貨入金(手数料1%)
- 国内銀行送金(手数料2%)
- Unionpay(手数料4.5%)
STICPAYでの出金可能方法と手数料
STICPAYでの出金方法は以下の通りです。
入金とは違いクレジットカードを使用することはできないので注意が必要です。
手数料としては独自に発行されているプリペイドカードのスティックカードでの出金が一番安くなっています。
STICPAYの口座を開設した際にはスティックベイカードも同時に利用申請するのがおすすめです。
- 仮想通貨出金(手数料3%~)
- 国内銀行送金(手数料800円+2%)
- 海外銀行送金(5%)
- Unionpay(30元+2.5%)
- スティックカード(1.3%)
なお、国内銀行送金に関しては国によって以下のように手数料等の違いがあります。
海外旅行先や国外でのお仕事をされる際などには手数料の違いに十分注意をして利用するようにする必要があります。
方法 | 通貨 | 手数料 | 1日あたりの限度額 | 処理時間 | |
---|---|---|---|---|---|
日本 | 国内銀行送金 | JPY | ¥ 800 + 2% | 最大 ¥ 990,000 最小 ¥ 3,000 | 1~2営業日程度 |
香港 | 国内銀行送金 | HKD | HK$ 30.00 + 2% | 最大 HK$ 100,000.00 最小 HK$ 500.00 | 1~2営業日程度 |
インドネシア | 国内銀行送金 | IDR | IDR 20,000 + 1.5% | 最大 IDR 25,000,000 最小 IDR 250,000 | 1~2営業日程度 |
マレーシア | 国内銀行送金 | MYR | MYR 40.00 + 1.5% | 最大 MYR 20,000.00 最小 MYR 200.00 | 1~2営業日程度 |
シンガポール | 国内銀行送金 | SGD | SGD 3.00 + 1.5% | 最大 SGD 5,000.00 最小 SGD 40.00 | 1~2営業日程度 |
中国 | 国内銀行送金 | CNY | 元 30.00 + 2.5% | 最大 元 10,000.00 最小 元 1,000.00 | 1~2営業日程度 |
韓国 | 国内銀行送金 | KRW | ₩ 5,000 + 2% | 最大 ₩ 5,300,000 最小 ₩ 20,000 | 1~2営業日程度 |
フィリピン | 国内銀行送金 | PHP | PHP 130.00 + 1.5% | 最大 No Limit 最小 PHP 1,000.00 | 1~2営業日程度 |
タイ | 国内銀行送金 | THB | THB 80.00 + 1.5% | 最大 THB 2,000,000.00 最小 THB 500.00 | 1~2営業日程度 |
オーストラリア | 国内銀行送金 | AUD | A$ 3.00 + 1.5% | 最大 No Limit 最小 A$ 20.00 | 1~2営業日程度 |
STICPAYの口コミ
STICPAYの口コミには以下のようなものがあります。
口コミの多さは利用者数の多さを反映しています。
基本的には良い印象の口コミばかりです。
また口コミの数も多く日本での利用者数の多さと信頼度の高さを伺わせます。
オンラインウォレットを選定する際にはこのようにインターネット上での口コミなどにもよく注目して探す必要があります。
STICPAYのあまり良くない口コミはこのようなものがありました。
入出金のスピードに関して遅いと感じる人がいるようです。
しかし以下のような口コミも多く見られるため個人の感覚によるところも大きいかもしれません。
全体的な口コミは好評のためSTICPAYは安心して使えるオンラインウォレットだと思って良いのではないのでしょうか。
STICPAYの開設手順
STICPAYの開設には個人情報の登録や身分証明書のアップロードなどいくつかの手順が必要です。
ここではSTICPAYの開設の基本的な手順を詳しく紹介していきます。
STICPAYのサイトへ行き、右上の「会員登録」をクリックします。
メールアドレス、苗字、名前、生年月日、パスワード、パスワードの確認(再入力)、国籍、通貨、サービス利用目的を入力します。
最後に署名欄にサインを書きます。
次へをクリックします。
アカウント認証の際に生年月日の確認を行いますので、正しい情報を入力しましょう。
また、パスワードは小文字、大文字、数字をすべて含み、8~16文字になるようにしてください。
表示された4つの数字の中から、一番大きい数字を入力します。
携帯電話番号を入力し、”コード送信”をクリックします。
帯電話のSMSに届いた6桁のコードを確認し、2分以内に入力します。
「入力不可文字が含まれています。」と表示された場合は、数字が半角数字になっているか確認してください。
全角だとエラーになっちゃうのね。
”認証コードの確認が完了しました。”と表示されたら認証完了です。
認証されない場合は”再送”をクリックしてやり直してください。
最後に”入力した情報が全て正しい情報であることを確認しました。”のチェックボックスにチェックを入れ、”次へ”をクリックします。
画面が切り替わったら”アカウントへログイン”をクリックします。
ログイン画面へ移動したら、メールアドレスとパスワードを入力し、”ログイン”をクリックします。
ログインがエラーになる場合はページの採用見込みを試してみてください。
アカウントページにログインしたら、”設定”の中の”二段階認証”をクリックします。
(ログインと同時にこの画面へスキップされることもあります)
表示された”GOOGLE OTP””メールアドレス””電話番号”の中からお好きな認証方法を選択します。
GOOGLE OTPはGoogle認証アプリ、電話番号はSMS認証あるいは通話認証を用いた2段階認証設定です。
自分が使いやすい方法を選択するといいわね
ここでは”メールアドレス”を利用した2段階認証をしていきます。
2段階認証に使用したいメールアドレスを入力し、”メール送信”をクリックします。
登録したメールアドレスのメール受信ボックスを確認し、STICPAYから届いたメールを開きます。
表示された6桁の認証番号を確認します。
STICPAYのアカウントページに戻り、 6桁の認証番号を5分以内に入力します。
”2段階認証設定が完了しました”と表示されれば完了です。
STICPAYに設定したアカウントパスワードを入力し”送信”をクリックします。
”有効化”がオレンジ色になっていれば成功です。
アカウントページ左のメニューから”書類”を選択し、その下の”アカウント”をクリックします。
まず”居住証明書”をアップロードします。
国家、市区町村、都道府県、郵便番号、番地・建物名などを入力します。
居住証明書となる書類をアップロードします。
有効な居住証明書は、お名前/ご住所/3ヶ月以内の発行日/発行機関名が全て明確に記載された公共料金請求書(水道、電気、ガス)、携帯電話料金の請求書、クレジットカード明細書、住民票等です。健康保険証はご利用頂けません。
次に身分証明書をアップロードします。
パスポート、マイナンバーカード(両面)、運転免許証(両面)の中からアップロードします。
有効期限を入力します。
有効期限の表示のない身分証明書を使用する場合はチェックボックスにチェックします。
”身分証明書番号”を入力します。
最後に”STICPAYの利用規約及び個人情報保護方針に同意します。”のチェックボックスにチェックを入れ”送信”をクリックします。
身分証等の確認作業に入るので、しばらく待ちます。
審査中は”待機中”と表示されます。
審査が終了し”承認”と表示されれば完了です。
STICPAYの開設でうまくいかないときは?
居住証明書が承認されない
アップロードした居住証明書の発行日から3ヶ月が経過してしまうと有効な居住証明書として承認することができません。
改めて居住証明書を発行するか、発行から3ヶ月以内の別の居住証明書をアップロードする必要があります。
また、居住証明書はカメラで撮影したものしか承認できません。
住所の記載があり、3ヶ月以内の発行であっても健康保険証は使用することができません。
入力する現住所は英数字で表記しないと承認することができません。
身分証明書が承認されない
顔写真のない身分証明書は承認することができません。
パスポート、マイナンバーカード、運転免許証を使用しましょう。
顔写真付きの身分証明書を持っていない方は口座を開設することができません。
また、マイナンバーカードと運転免許証は表裏両面のアップロードが必要です。
表記されている文字が大変小さいため撮影時に潰れてしまうと承認されません。
必ずきちんとピントの合っているものを使用するようにしましょう。
スマートフォンによっては部屋の中の明るさ程度だと小さい文字にピントが合わなくなることがあります。
その場合は日中の太陽光の下で撮影を試みてください。
アップロードした証明書が待機中のまま進まない
連休や週末など営業時間外を多く挟むと認証に時間がかかります。
営業時間のうちに認証作業を行うためその時間を待つようにしましょう。
その際に特定できる個人情報などを忘れずに伝えようにしましょう。
SMS認証メールが届かない
携帯電話のwi-fiがオンになっているとSMSが届かない場合があります。
一度携帯電話のwi-fiをオフにし使用しているキャリアの電波を使って受信するようにしてください。
wi-fiをオフにした後、一度機内モードにしてから元に戻すと電波を拾いやすくなります。
SMSの受信は人混みの中にいる時などタイムラグが出て遅れたりあるいは受信されないままになったりすることもあります。
10分以上経っても送られてこない場合は再送信をしましょう。
STICPAYの口座開設はおすすめ?
bitwalletに次いで利用者の多さを感じることができるSTICPAYは十分におすすめできるオンラインウォレットと言えると思います。
仕様やセキュリティ面でも高い評価をされていてどのようなスタイルで使う方にも便利なように充実したサービスとなっています。
さらにATMや海外でのショッピングにも気軽に利用できるスティックペイカードは、他のオンラインウォレットでは見ることのない大変魅力のあるサービスです。
口座開設の手順も大変分かりやすくなっていてその点でも安心して口座開設ができるのではないでしょうか。
初めてオンラインウォレットを持つ方のみならず2つ目3つ目のオンラインウォレットを探している人にもおすすめできるのがSTICPAYです。